絶対高脂血症に悪い食べ物6つを紹介します。高脂血症で苦労している人が本当に多いです。この食べ物は食べても大丈夫なのか 疑問に思っていた方もいるでしょう？高脂血症がある方が絶対に避けるべき食べ物についてお話します。

高脂血症に悪い食べ物

血中コレステロール値が高い。だから薬を飲まなければならないと言われたとき、きっと一生薬を飲まなければならないという恐怖感にさい なまれる方が多いでしょう。食べ物だけを注意して食べれば、このような高脂血症、高コレステロール血症は簡単に改善できます。避けるべき 食べ物さえ知っていれば、避けることができます。

1. 高炭水化物摂取

炭水化物がたくさん入っているもの、糖分がたくさん入っているものを含めて、そのような食品は血中の糖分値を高めます。糖分値が高くなると、 この糖分が過剰に摂取されたため、インスリン抵抗性となり、糖分が体内に脂肪として中性脂肪として蓄積され、脂肪値が高くなり、 この脂肪値が高くなると、血中の悪玉コレステロール値も高くなります。
 
そのため、最も簡単に血中脂肪値を上げるのが、まさにこのような炭水化物の摂取です。代表的なものがパン類で、これらは炭水化物、糖 の塊と言えるでしょう。頻繁に食べる方は、習慣を矯正する必要があります。時期を決めて、回数を減らす必要があります。このような 炭水化物を、普段食べている量の3分の1程度に減らすことを目標に進める必要があります。

2. トランス脂肪食品

トランス脂肪は、自然界ではほとんど存在せず、人工的に油を変性させて作った悪い油です。
 
美的に手を加えられた油であるため、体内の脂肪代謝を乱し、その結果、コレステロール代謝にも影響を与えてコレステロール値を高め、 特に悪玉コレステロール値を高め、そのコレステロールの酸化を誘発して血管を詰まらせる非常に悪い油です。
 
代表的なものに、バーガー、スナック菓子、そしてスーパーで売られているパンなどがあります。特にこのパンに多く含まれています。良質なバターの代わりに、 安価なショートニングやマーガリンなどを入れたものが、トランス脂肪を含んでいます。

3. 液体果糖

液体果糖は、体内のインスリン抵抗性を誘発するため、脂肪代謝に影響を与え、同時に脂肪を蓄積させて中性脂肪値を高め、 それ自体が最終糖化物を糖毒素に変換し、糖毒素が体内に蓄積され、血中のLDLコレステロールを酸化させて、血管を詰まらせる様々な炎症を誘発するため、 血管病に悪影響を与えます。

4. GI値の高い食べ物

GI値とは、体内の糖分を上げるような食べ物を示すもので、通常は50から60を基準に、それより高いと体に良くなく、 低いと良いと言われています。高いほど体内の糖分値を高め、糖分値が高くなると、インスリン抵抗性を誘発し、過剰な糖分が脂肪として蓄積され、 脂肪が増えて中性脂肪値が高くなる結果につながります。
 
一般的に、野菜や精製されていないナッツ、穀物などは、値が少し低いです。そのため、雑穀米を食べることや、食物繊維を多く含んだ野菜を食べる ことは良いでしょう。

5. 飽和脂肪が多く含まれている食べ物

脂肪酸には、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸がありますが、不飽和脂肪酸は中性脂肪値を下げることができる良い油であり、私たちが摂取している オメガ3のようなものです。飽和脂肪酸は、肝臓におけるコレステロール合成に影響を与え、コレステロール値を高めるとされています。
 
そのため、飽和脂肪の値が低い食べ物を食べる方が良いと言われています。1日の摂取カロリーの17％以下を飽和脂肪で摂取するように ガイドされています。通常、15g以下の飽和脂肪を摂取することが理想的と言われています。
 
飽和脂肪は実際にはコレステロール値を高めますが、体に大きな害はなく、むしろ必要な大きな分子であるコレステロールを高めるため、 最近では問題ないとされています。
 
大規模な臨床データに基づいて判断したところ、このようなデータが出てきていますので、もう少し様子を見る必要があるかもしれませんが、 それでも油をたくさん摂り過ぎない方が良いと言えるでしょう。

6. コレステロール

コレステロールが多く含まれている食べ物は避けるべきというのが、一般的な伝統医学の見解です。なぜなら、コレステロールをたくさん食べると、 コレステロール値が高くなるという単純な観点から生まれた理論です。コレステロールは、肝臓で大部分が合成され、調節されます。
 
そして、食べ物から摂取するコレステロールの量は、体が必要とする量の約20％に過ぎないため、肝臓で合成される量の方がはるかに多いため、 食べ物から摂取するコレステロールの量はそれほど重要ではないというのが、最近のトレンドのようです。
 
しかし、1日のコレステロールの適切な摂取量を大幅に超えることは避けるべきです。私たちの体は肝臓で調節しているため、 大きな問題はないと言えるでしょう。

まとめ

最も重要なことは、先に述べた避けるべき食事を避けることと、カロリーを少し調節することが非常に重要です。そして、最も重要なことは、 運動をすることです。適切な体重を維持し、適切なウエスト周囲径を維持することが非常に重要です。
 
ウエスト周囲径とは、体のインスリン抵抗性を示す指標であり、高脂血症があるかどうか、成人病のメタボリックシンドロームになるかどうかを判断する 最も重要な指標です。そのため、このお腹周りの脂肪を落とすことが重要です。
 
そして、お伝えしておきたいのは、禁煙をしなければならないということです。喫煙者の方々は、禁煙を必ずしなければならない理由が、 喫煙自体がメタボリックシンドロームの一因であり、血管を詰まらせる原因となるため、喫煙者は禁煙する必要があります。
 
高脂血症は、生活習慣を改善するだけで劇的に改善することができるので、その点を心に留めて、食事療法を行い、高脂血症を完治させることを目標に 努力していただければと思います。